FAMICとは(その3)
食品の安全確保に対して、非常に重要な立場である FAMIC
「飼料などの安全性確保」
農林水産消費安全技術センターでは、飼料や飼料添加物が法令等に定める規格基準どおりに製造されていることを確認するため、製造事業場等に立ち入り、帳簿書類等の検査や分析・鑑定に必要な飼料等の収去を行っています。
収去した飼料等は、飼料添加物が表示どおり添加されているか検査(分析・鑑定)を行います。
BSE(牛海綿状脳症)の発生を防止するために、肉骨粉等を含む飼料・肥料の製造・輸入及び出荷にあたっては、確認検査を受け、事前に安全性を確認したもののみ製品として流通できることとすることにより、肉骨粉等の牛への誤用・流用を防止しています。
「農薬の安全性の評価」
農薬は農産物を安定させて生産するためには必要不可欠なものですが、使用量や方法によっては人や環境に害を及ぼす場合があります。
そのため、使用時の安全性や農薬としての効果だけでなく、
(1)農薬を使用して栽培された作物を摂取する人への安全性(作物残留基準)
(2)水質汚濁・土壌・水産動植物への被害防止(登録保留基準)
を定めなければなりません 。
農林水産消費安全技術センターではこれらを調査し、使用基準(使用方法・回数・時期)を設定しています。
また、無登録農薬や品質不良農薬を流通させないために農薬製造者、販売者、その他農薬使用者に立入り、農薬のラベルや農薬の製造に関する帳簿等の検査を行うとともに、集取した農薬について品質、表示等の検査を行っています。
「国際標準化機構(ISO)への活動」
農林水産消費安全技術センターは食品等に関する国際規格・農薬登録制度に関する国際調和や残留基準設定のための技術的な支援等を行っています。
また、開発途上国からの技術協力要請に対し、技術専門家として職員の派遣、研修生の受入、情報提供など積極的に対応しています。
業務内容からわかる通り、農林水産消費安全技術センターは食品の安全確保に対して非常に重要な立場にあります。
食品が安全かどうかの判断は農林水産消費安全技術センターに任されていると言っても過言ではないでしょう。


